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朝鮮の始祖「イ・ソンゲ」という人

 現在BSで放送中の<大風水>
チサン扮するが朝鮮を建国した
「イ・ソンゲ」を助けて

形だけの王であった高麗の
最後の王である王氏(ワン氏)
禑(ウ)王を操っていた
「イ・イニム」を退治して

朝鮮王朝(李氏朝鮮)を樹立した
過程を風水の視点でを描いた時代劇です。

この話ではチサン演じる風水師のモク・チサンに
焦点を当てたドラマですが、

私は、「チャングムの誓い」で有名になった「チ・ジニ」が
演じた李氏朝鮮を建国した「イ・ソンゲ」に興味が
わきました。

というのも依然「龍の涙」という歴史ドラマで
見た威厳のあるイ・ソンゲと、「大風水」で「チ・ジニ」が
演じたあまり野心家でないイ・ソンゲ、中間の「チョン・ドジョン」で
「ユ・ドングン」が演じたイ・ソンゲの違いに戸惑って

本当のイ・ソンゲはどんな人だったのかと思うように
なってしまったのです。

ちなみに「ユ・ドングン」は、「龍の涙」でイ・ソンゲの息子
イ・バンウォン(3代目王)を演じています。

イ・ソンゲ(李 成桂)は1335年生まれで、
今の北朝鮮の日本海側にある咸鏡南道の
永興(金野郡)の出身です、

もともとはそのころ中国を支配していた
元(モンゴル)の武官で、

1357年から高麗の武官になった人です。

腐りきった高麗を一新するため、
権力者のイ・イニムと、チョン・ドジョンらと、
若い実力のない禑(ウ)王を廃して
初代挑戦の国王になりました。

もともと元の武官だったことと、部下に女真族(後の満州族)が
多かったことから、彼自身も女真族だったのではないかと
言われています。

「龍の涙」では、動物の皮を着たりして野蛮な感じに
描かれていました。

王位についたころには高麗の王族はそのままにしていた
ようですが、

後に王氏を守るためと偽って高麗の王族を船に乗せて
海で沈めた後は、

王という苗字を持つ人たちを皆殺しにしたと
聞いたことがあります。

そういえば韓国には王という苗字の人は少ないように
感じます。(私の知り合いにはいません)

李氏挑戦は500年も続いたのですが、
その間には「世宗大王」や「イ・サン」など
全部で27人の王様が即位しました。

韓国ではさまざまな王様*や王様の時代が描かれた
歴史ドラマがありますので、

今後そういった王様を中心に歴史ドラマについて
まとめていけたらと思います。