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朝鮮王朝のセジャのイ・ギョン(キム・ミンギュ)は、カン氏の双子(ウンギ、ウンボ)のうちの妹のウンボ知り合い、恋をするが、離れ離れになっていた。
ある日ウンボは家から行方不明で、記憶喪失になり、街で知り合った”ワル”と情報屋を営んでいた。
そのころ、王になったイ・ギョンの王妃を決めるための”揀択()”に参加する娘を集めていた。
イ・ギョンは、初恋の娘の苗字がカンという名であったことを覚えていたので、カンテクに参加した娘が幼いころ離れ離れになった双子の姉であることを知らず、初恋の相手と思い込み、ウンギを娶った。
婚礼行列の途中で何者かに襲われ、最愛の王妃とともに銃で撃たれて二人が命を落とす。
王と王妃が銃で殺されたという話を聞いた都城一の情報商であり巫女のカン・ウンボは、以前銃の売人の情報を売ったことを思い出す。
王の遺体から銃弾を探し出そうとするが、死んだはずの王が突然息を吹き返し、驚きのあまりその場を飛び出してしまう。
その後、幼い頃の記憶がないウンボは、実の父親の友人だという大司憲ペク・チャヨン(オム・ヒョソプ)に連れられ道を歩いている時、大罪人として囚われる父カン・イス(イ・ギヨン)の姿を目にしてすべての記憶を思い出した。
一方、生き返ったものの王妃を失った悲しみに暮れていた王はある日の晩、夢の中で王妃とそっくりなウンボと出会う。 王は生き返ったときから予知夢を見るようになるが、予知夢を見るたびに身体が弱っていくようになる。
王妃が亡くなったため、再度行われたカンテクが行われることを知り、王妃になって父の無罪を晴らすために父の友人に紹介されたホン家の娘ヨンと入れ替わりカンテクに参加するが、キム氏の画策により落ちてしまう。
後に、側室になるが、王妃やもう一人の側室 チョ氏から陰湿ないじめを受け、殺人の濡れ衣を着せられたり、他人を装ったりしたとして、臣下らに処刑させるよう上奏させた。
王は何度も予知夢で、王妃キム氏やチョ氏の親戚らの悪行を知った王はウンボを助け出す。
揀択とは…?
揀択とは、李氏朝鮮時代に始まったとされる王や世子の妃を選ぶための行事。
揀択の開催が決まると、王族の婚礼を管理する臨時官庁“嘉礼都監(カレドガム)”が設置、禁婚令が出され、身分にかかわらず年頃の女性たちは婚姻を禁じられた。揀択へ参加する候補者たちは両班の娘たちで、個人情報を記した“処女単子(チョニョタンジャ)”を提出させて現代の書類審査のように参加者が選ばれた。