パク・シフ主演 （全21話） 2020年

パク・シフ9年ぶりの時代劇出演！ 朝鮮最高の朝鮮一の観相師観相師（四柱推命を使って人の運命を読む者）(パク・シフ)と神力を持つ王女、ポリョンが、第25代王の哲宗の世子擁立争奪戦に巻き込まれながら、運命に翻弄される、史実とフィクションを織り交ぜたこれまでにない世界観で表現さたアクション・ロマンスです。

1853年、江華島に名家に生まれ、わずか15歳にして科挙に首席合格したチョンジュン（子役：カン・テウ/THE MAN BLK）は“江華島の世子”と呼ばれ全ての両班から羨望を集めていました。

ある夏の夜、肝試しでチョンジュンは親友のインギュと共に山奥に入ると、そこで2人は母と暮らす少女ボンリョンに出会います。

ボンリョンは人の未来を見通す神力を持ってましたが、母親からはその能力を他人に知られないようきつく言われていました。

その後、チョンジュンとボンリョンは惹かれあいますが、友でありながらもチョンジュンに劣等感を抱き敵対するインギュは2人の仲を嫉妬して、ボンリョンの母を民乱の主導者だと告発してしまいます。

母を助けるためボンリョンは自分の能力を使ってしまい、それを見ていた貞純王后（ていじゅんおうこう）の弟であるキム・ジャグン（チャ・グァンス）はボンリョンの能力に目をつけ彼女を捕らえました。

哲宗 の隠し子だということもばれてしまい、ジャグンの元でファリョン王女として生活していましたが、ボンリョンは奴隷のよう扱いを受けていました。

一方姿を消したボンリョンを案じつつ、チョンジュンは何もできない自分を悔やんでいましたが、6年後チョンジュンの父の元にキム・ジャグンの養子であるキム・ビョンウン（キム・スンス）が訪ねてきます。

ビョンウンはチョンジュンとファリョン王女の婚姻を提案します。

実はこのファリョン王女こそがかつてのボンリョン（コ・ソンヒ）だったのです。

こうして運命的に再会した2人、しかし婚礼はビョンウンの策略で、婚礼の宴が開かれた夜、爆発が起き民の騒乱が起き、騒ぎの中、インギュはチョンジュンの父を殺害してしまうのです。

一方母親を人質にとられ、脅迫されたボンリョンは爆薬はチョンジュンの父の物だと偽の証言をします。

結果、チョンジュンの家は滅門され没落します。

愛する人に裏切られ、父を失ったチョンジュンは、父の友の道士に導かれ山奥で修業し命明学（四柱推命）を学び、習得します。

一方母を探すボンリョンは権力者への復讐心を募らせていきます。

そして、3年後、哲宗の病状が悪化する中、チョンジュンは漢陽を訪れます。

世継ぎのない王の跡目争いが激化する中、宮廷ではボンリョンの能力を利用して次の王を探しだそうとします。

そんな時、観相師として名をはせるようになったチョンジュンは、宮中でボンリョンと二度目の再会を果たします。

そして、チョンジュンは、王族とはいえ、主流から東遠なため、貧乏な、ならず者と言われている興宣大院君（チョン・グァンリョル）の息子と、貧しい少女に将来王になる相を読み取ります。

興宣大院君を助け、その息子を王 ( 高宗 )に据えたチョンジョンでしたが、その能力のために興宣大院君から狙われることになります。

第25代君主の 哲宗 から血縁の薄い第26代君主の高宗がどのように王位についたのかが分かる朝鮮の崩壊間近の歴史が学べた歴史ドラマでした。