宗 昇(そう のぼる、1931年- )は、日本の詩人で、旧姓は鈴木昇。
1955年に早稲田大学文学部英文科卒業後中学校の教諭となりました。
大学で知り合った3歳下の正恵 (対馬宗家当主の宗武志と高宗(朝鮮26代君主)の娘、宗徳恵の間に生まれた一人娘)と結婚し、宗姓になりました。
1956年、妻である正恵が遺書を残し失踪し自殺したと言われています。
捜索隊と正恵の父親の武志と昇も随分探したようですが断念し、正恵不在のまま夫との離縁が成立し、昇は宗家の籍から離れることになりました。
正恵との間に子供はなく、再婚して子をもけましたが、再婚相手とも死別しています。
2007年刊の『記憶のみなわ』 の中で、失踪から約半世紀を経て山中で発見された妻の遺品をテーマにした作品を発表しています。