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胸部外科のあらすじ

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©SBS
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主演:コ・ス、オム・ギジュン、ソ・ジヘ 全16話 2018年 メディカルサスペンス

コ・ス×オム・ギジュン主演のメディカルサスペンス!

実力だけでは生き残れない大病院の中で、それぞれの信念を持って懸命に患者と向き合う医師たちの姿を描いたメディカルドラマ。

舞台は死亡率の高い手術を避けられない胸部外科。患者を救うために、瞬時に多くの選択を迫られる胸部外科医たちが、野望と利権がうずまく環境下でも信念を貫くためにもがきながらも成長していくフェローの姿を描く。

ある日、テサン大学病院のユン病院長は、大勢の記者を前に誇らしげに話していた。この日行われるはずのハン大統領候補の心臓移植手術を公表するためだ。

執刀医であるチェ・ソッカン教授は、世界初の心臓移植を受けた大統領誕生を明言する。一方、他の病院で脳死のドナーの心臓を取り出しテサン病院へ運ぶパク・テス。心臓を積み込んだヘリの中で、テスは「一緒にやろう」というソッカンの言葉を思い返すが、テスは心臓を持ったままどこかに消えてしまう。

なぜこのようなことになったのか、それは数年前のある出来事があったから・・・

テスは今そこで助けを求める患者を助けるという信念で胸部外科で働いていたが、上司の命令を聞かずいじめにあって、結局首になってしまう。

ある日テスの母親は心臓の病気で倒れてしまう。テスは急患の母親を受け入れてくれる病院を必死で探すが、ことごとく断られてしまう。テスがようやく見つけた受け入れ先は、テサン病院だった。テスはソッカン教授の言葉を信じ、危険な状態となった母親を救急車で運ぶが、VIPの緊急手術が入り、送り返すように言われる。

がっかりするテスだが、ソッカンは最終的にテスの母親の手術を引き受け、テスがサポートをする。テスは、高い入院費のために休日にも母の入院費を稼ぐために、よその病院でアルバイトをしていた。

テスはテサン病院の採用試験を受けるが、以前医療ミスが告発された告発したことが理由で不採用が確実となる。そんな中、テスを絶望から救ったのはソッカン教授だった。そして、テスがテサン病院胸部外科のフェローとなり、4年の月日が流れる。

一方、理事長の娘ユン・スヨンが海外の有名病院からテサン病院に戻ることになり、次の理事長をねらう叔父の病院長のユン・ヒョニルは動揺する。

チェ教授には心臓病の娘ユビンがおり、娘のユビンの状態が一刻を争う時に手術を行う予定だったが、理事長の娘のスヨンも同時に一刻を争う状態になったため、スヨンの心臓手術を優先させられた。

娘のユビンはスヨンの手術中に亡くなってしまう。スヨンは回復し、娘のユビンが亡くなったことから、ソッカン教授はスヨンを憎むようになった。

スヨンは数年ぶりに会ったソッカン教授に、今も私を許せないのかと問う。久しぶりに父・ユン理事長に会ったスヨン。ソッカン教授は笑い合うユン親子を睨みつける。

ソッカン教授は娘チェ・ユビンの墓参りに来たスヨンを冷遇する。その後、病院に戻ったソッカン教授は苦しみ、ユビンの幻覚を見て涙する。

ある日、病院長のヒョニルは兄であるユン理事長に、不正を知られてしまう。アフリカに建設した病院で裏金工作をしていたのだ。そして、ユン理事長がスヨンに後を継がせるつもりであることを知り、ヒニョル院長はユン理事長とスヨンと会った後、人を雇って車に細工をし、交通事故を装ってユン理事長を殺害し、スヨンは大けがを負った。テサン病院に運ばれたユン理事長は意識を失う寸前、ソッカン教授に「スヨンを助けてほしい」と懇願する。

その日テスの母は心臓移植ののための心臓を待っていたが、やっと心臓が見つかった。テスは自分で母に移植するための心臓を取りに行くが、その途中で交通事故にあってしまう。

テスは気を失って病院に担ぎ込まれ目をさますが、ソッカン教授はテスに睡眠剤を打って、眠っている間に母のための心臓をスヨンに移植する。テスの母は次の心臓を待っていたが間に合わず亡くなってしまう。

そんな中、ついに理事長となったヒョニルは、ソッカン教授が行ったスヨンへの処置を知り憤る。ソッカン教授はこの事態をおさめるために、ある行動に出る。

ヒョニルはソッカン教授を呼び出し、ユン前理事長が死亡した日のことを持ち出して牽制する。また、ヒョニルはク胸部外科長たちを呼び、独特な昼食会を開く。そんな中、意識を取り戻したスヨンはすべてを知り、深く傷つく。

ヒニョル院長は理事長となり、病院に戻ったスヨンは、ヒニョル院長が関連病院を利用して裏金を作っていたことをたてに、理事長の地位から降りるよう責める。

しかし、ヒニョル理事長は前の理事長でスヨンの父が悪事を働いていたことを持ち出して、その気はないことを伝え、勇気があればソッカン教授に何があったか聞くがよいと、そしてスヨンを守れるのは自分だけだと言った。

一方ソッカン教授は亡くなった娘を思い、小児心臓センターの設立を望んでいた、ヒニョル理事長を助けることにより小児心臓センターを設置することを約束させた。ヒニョル理事長はハン大統領候補の心臓の状態が相当悪く大統領選に耐えられないという情報を得て、ソッカン教授を連れて、大統領選に間に合うよう心臓移植をさせてほしいと懇願するが断られた。

その後ハン候補からソッカン教授に直に電話があり、ハン候補の30年来の元補佐官が心臓ガンなので、彼を手術してテーブルデスにするよう依頼した。30年来の見方は最大の敵になりうると・・・

ソッカン教授はこれを引き受け、テスがサポートすることになる。テスはこの無謀な手術を引き受けた理由が知りたかった。

ハン候補の思い通りに元補佐官は亡くなった。

ハン候補の仮手術の日LVAD*を入れる日が来た。秘密裡に行うため、全手術室は検査中ということで閉鎖されていた。そこに緊急の患者がやって来て、ハン候補の件を聞かされていないテスが受け入れ、1つの手術室を開けさせたために、ハン候補の手術は延期となった。

*左室補助人工心臓 LVAD (Left Ventricular Assist Device)LVADは、高度に低下した心臓を補助するために心臓に装着する機械です。

ヒニョル理事長は本心を表して、もうからない(30日以上)入院患者を退院させはじめる。

ある日、風邪が長引くというユンソという名の子供が運び込まれた。血液、尿とX線の検査をする。小児科に診せたところ急性心筋炎との答えが返ってきた。ウイルス性の病気で、健康な子供であれば風程度で治ることもある。ところがユンソは経過が良くなく急性心筋炎と心不全の投薬治療中だった。強心剤も投与しているが、悪くなるとECMOの装着が必要になる可能性があるため、早いうちから心臓の待機リストにも申請していた。

ECMOを装着すると移植待機順位が上位になる。

ヒニョル理事長はソッカン教授にハン候補がユンソより待機準備を上にするよう指示する。

ところが、ユンソの状況が急に悪化し、ECMOが必要となった。待機準備が一位となったユンソだが、手術ができるまでに回復する。

ヒニョル理事長はドナーの心臓をハン候補に回すために、ユンソの健康に問題があって現状では手術を受けられないように操作する。

そして、ハン候補に移植することを発表する。テスが心臓を持って逃げた理由はこれだった。

仲間たちは別の手術室で待機していた。

果たしてテサン病院の仲間たちが協力してユンソに心臓を移植できるのか?ヒニョル理事長の犯罪は暴露されるのか?

どんでん返しの繰り返しで、最後まで目が離せないドラマでした。

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